私はこれまでずっと有線イヤホン派だったのですが、最近自分の希望を満たせるワイヤレスイヤホンにを見つけて乗り換えました。
2000円~3000円程度の価格帯のイヤホンではおそらく最強のコスパなのではないかと思います。
※記事作成時点で3か月ほど使用したレビューになります。
シャオミ(Xiaomi) 無線イヤホン Redmi Buds 4 Active について
基本情報
まず、私が購入したシャオミのイヤホンの基本情報は以下をご参照ください。
ケースの質感はマットな黒でコンパクトかつ軽量です。ややプラスチック感はありますが、そこまで値段の安さは感じさせない印象です!
接続もケースから出せば勝手につながり、ケースに戻すと勝手に切れます。接続にあたっての面倒さは特にありません。
ケースの充電はUSBtypeCからになっています。
その他、主なスペックは以下の通りです。
ドライバー構成 | 12mmダイナミックドライバー |
ハイレゾ再生 | × |
ノイズキャンセリング | ○ |
再生可能時間 (イヤホン / 充電ケース) | 5時間 / 28時間 |
対応コーデック | SBC |
Xiaomi Earbudsアプリ対応 | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント接続対応 | × |
低遅延モード | ○ |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
そもそも…ワイヤレスイヤホンの問題点
個人的な感覚も含まれますが、これまで私がワイヤレスイヤホンではなく有線を使っていた理由は、ワイヤレスイヤホンの以下の問題点にありました。
- 充電が必要で、めんどくさい
- コードがないので失くすリスクが高い。で、値段が高いので失くすとショックが大きい。
ちなみに、私はもともとオーディオ関係に強いこだわりがあるわけではないほうで、イヤホンで聞くのも主にラジオのpodcastのため、そこそこの音質で聞こえればいいかな、という程度です。
しかし、過去にそれなりの値段のワイヤレスを購入した際に、数か月で片耳だけ失くしてしまって以降、有線を使っていた経緯がありました。
とはいえ、有線派だった私でもワイヤレスイヤホンの「コードがない」ことは、圧倒的なメリットには違いなく、音は普通に聞こえる程度でよいので、「充電持ちがよく」、「3000円以下くらいで買える高いコスパ」な無線イヤホンがあればなあ…とは思っていたのですが、ついに出会ったのがこのイヤホンです。
私と同じように、とりあえず普通にストレスなく音が聞こえて、お手頃な値段のものを探しているという人にはこのRedmi Buds 4 Activeはおすすめです。
充電の持続時間
ワイヤレスイヤホンである以上、残念ながら充電が必要ということには変わりないのですが、バッテリーについては以下のスペックとなっています。
イヤホンのバッテリーは1回の充電で約5時間、ポータブル充電ケース利用で約28時間持続
急速充電が対応でき、わずか10分間の急速充電で110分間の音楽再生が可能。
私は通勤(往復で1時間半程度)で使用していますが、1~2週間くらいは(ケースの)充電をしないでも使えるイメージです。(ちなみに私はもしも充電が切れた場合に備えて有線のイヤホンもカバンにまだ入れています。)
また、専用のアプリ(Xiaomi Earbudsアプリ)があり、それを使うとイヤホンとケースの残り充電等の情報を確認できます。
充電性能については、急速充電にも対応していますし、稼働時間も高級なイヤホンと比べても大きく見劣りするものではなく、後述の価格とあわせてみたときのパフォーマンスは優れているといえると思います。
低価格、高品質でコスパ◎
このイヤホンの最大の特徴かもしれないのが値段です。ズバリ、記事作成時だと約2,000円となっています。
有線イヤホンとの値段の比較では、appleのearpods(ライトニング、typeC)の価格よりも記事作成時点では安いことからも、その安さがわかると思います。
これくらいならもし失くしても、新しいの買えばいいかなと諦めがつく値段かと思っています。
一方、安いと不安になってくるのが品質面かと思います。
正直、音質については正直個人的には良くもなければ悪くもないという感想で、値段を考えれば普通程度かと思われます。しかしそれ以外の品質全般についていえば、特にストレスなくペアリングでき、遅延もあまりなく、いい意味で普通に聞こえます。
ワイヤレスイヤホンとして当たり前の性能かもしれないですが、この安さで当たり前のことができているのは凄いことだと思っております。
あえて悪いところを挙げるとすると、駅などの人混みで混線した場合には音が途切れがちなことですが、これはこのイヤホンだけに限ったわけではないですし、これくらいは仕方ないかなという感想です。
総じて、「音質にはこだわりないけど、普通に聞こえればいい」という人や、「予備の2つ目のワイヤレスイヤホンとして持ちたい」といった人におすすめです。
ちなみに、Amazonで同じくらいの1000-3000円程度の価格帯のイヤホンには、俗に「令和最新版」と呼ばれる粗悪な商品があふれているのですが、Redmi Buds 4 Activeはそれらとは一線を画すものとなっております。
※令和最新版イヤホンとは…?
以下のような特徴がある(おそらく大体が粗悪な)イヤホンの総称のことです
- 商品名に「令和最新版」「202●年モデル」などと記載されている
- 割引率が異常(90%オフ等。多分もともとそんなに高価ではないがお得感を演出?)
- メーカー、商品名で検索しても公式サイトが出てこない。
- レビューの大体がサクラ(「サクラチェッカー」で引っかかる)
- 商品画像になぜか電撃が走っている(或いは水ほとばしっている)
Amazonで「ワイヤレスイヤホン」と検索するとわかるのですが、最近の検索結果にはこのような「令和最新版」であふれかえっており、安定感のある低価格帯のイヤホンを探すのが難しい状況となっています。
令和最新版イヤホンを装着すると耳が感電する可能性があり大変変危険です!
という冗談はさておき、Redmi Buds 4 Activeは低価格帯ながら、シャオミ(中国企業ですが、株式市場に上場もしておりスマホ製造等でも知られる名のある企業。)という信頼や実績のあるメーカーが作っている「ちゃんとした」のイヤホンになっているかと思います。
商品画像に電撃も流れていないので安心です。
専用アプリで低遅延モードも!
このイヤホンも対応しているXiaomiのイヤホン向けアプリ「Xiaomi Earbuds」をインストールすると、バッテリーの管理のほか、低遅延モードに切り替えることができました。
実際に低遅延モードを使用してyoutubeのテスト音声で音ズレの確認をしてみたところ、確かに音のタイミングが違っていて改善されているように感じます。
とはいえ、とても微妙な違いで、オフの状態では音ズレが激しいというわけではないですので通常のスマホゲームや動画視聴などでオンにするほどではないというのが感想ですが、音ゲー等する場合には使えるかもしれません。
Redmi Buds 4 Liteとの違い
ちなみに、「Redmi Buds 4 Active」の以外のシャオミの低価格帯のイヤホンとして、「Redmi Buds 4 Lite」というモデルがあります。
これらの関係としては、元々あったのが「Lite」のモデルで、その後amazon限定でさらにアップデートして廉価版として出たのが「Active」となっているようです。
スペックの主な違いは以下の通りです。
Redmi Buds 4 Active | Redmi Buds 4 Lite | |
ドライバー構成 | 12mmダイナミックドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
再生可能時間 (イヤホン / 充電ケース) | 5時間 / 28時間 | 4.5時間 / 18.5時間 |
Xiaomi Earbudsアプリ | ✔ | ✘ |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
以下の点で、特にこだわりがなければ「Active」を選ぶのがよいかと思われます。
・Bluetoothの規格が新しく、高速。
・アプリに対応
・持続時間が長い
・値段が安い
おわりに
Redmi Buds 4 Activeは現状Amazonで買える最強コスパのTWSイヤホンとなっているかと思います。
コスパの高いイヤホンを探している人はぜひ検討してみてください。
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